こんにちは。
みなさん楽しいスケートライフを送っていますか?
最近のスケボーブームでスケボーを始め、メキメキと実力をつけている子どもは非常に多いです。
好きなことを見つけ、熱中するということは素晴らしいことですよね。
そんな中、こんな話を耳にしました。
中学生の子どもが「スケボーをもっとする時間が欲しいから高校には行きたくない」と言いだしている。
こちらの話について筆者の意見を述べていきます。
筆者は社会人スケーターの身ではありますが、社会人だからこそ感じる意見を書いていきますので参考にしてただけたら嬉しいです。
【高校】スケボーしたいから高校に進学しないという選択
- スケボーがしたいから高校には進学しない
- 将来はプロスケーターを目指す
スケボーがオリンピック競技になり、スケートパークが各地にでき、スケボーをする子どもが増えるにつれて、スケボーを理由に高校進学をやめるという子どもはこれから出てくると思います。
現時点でこの考えについての結論を述べると、
スケボーを理由に進学しないことはオススメしません。
何かのプロを目指す上で、高校に通う時間というのは、その分競技ができなくなる点からもったいないと感じる人もいるかもしれません。
しかし、一社会人として中学生が高校に進学しないということはオススメできませんし、その理由がスケボーならば尚更です。※スケボーが悪いとかそういうことではありません
正直、海外のスケーターの中には、たたき上げのスキルで成りあがり、お金と地位を獲得しているスケーターもいます。
義務教育ではないので、別に高校を卒業しなければいけないなんていう法律ももちろんありません。
それはもちろん理解した上での意見です。
中学生の時点で、プロスケーターとして代理店やブランドと契約をしていて、これから世界トップを目指すレベルにいるのなら進学しなくてもいいかもしれません。
しかし、そうでないのならスケボーを理由に進学をしないというのは、今の日本ではまだやめておいたほうがいいでしょう。
やめておけと言われても、根拠のある理由がなければ納得できないのが人間の性。
ということで、これから理由を説明します。
スケボーを理由に高校進学をしないことをオススメしない理由
スケボーでプロを目指すから、高校なんて行きたくない!
そう考えている人は一回考え直した方がいいかもしれません。
スケボーを理由に高校進学をしないことは、メリットよりデメリットの方が圧倒的に多いのです。
その理由を説明していきます。
①日本で高卒資格は重要
まず、高校に進学し卒業すると一生使える資格を手に入れることができます。
それは「高卒資格」です。
もちろん将来何をするのかは人それぞれですが、高卒資格がないと将来やりたいことができた時に選択肢が狭まる可能性があります。
その理由は、会社が人を採用する際、高卒資格以上を応募条件にしている場合が多いからです。
そのため高卒資格がないとやりたいことが見つかった時に挑戦すらできなくなってしまう可能性があるということです。
だから日本で仕事をしていく可能性が少しでもあるのならば、自分の選択肢を広げるためにも高校に進学した方がいいです。
高卒認定試験でいいのか?
よく高校に行かなくても高卒認定試験に合格すればいいという考えを持っている方もいますが、高卒認定試験に合格しても高卒の資格を得ることはできません。
高卒認定試験はあくまでも、「高校卒業を同程度の学力がある」と認定されるだけで高卒の資格とは別物です。
②スケボーで生きていくのは圧倒的ハードルが高い
進学せずともスケボーを頑張ってそれで生きていけば問題ない。
という考えから進学しないという人もいますが、スケボーだけで生きて行くのは現実的に厳しいです。
スケボーというコンテンツが社会にまだ浸透していない日本国内のみで考えると不可能に近いです。
世界のトップレベルにいるのなら話は違いますが、そうでないのなら普通に進学した方がいいです。
③高校に行ってもスケボーはできる
高校に進学をしてもスケボーする時間はめちゃくちゃあります。
スケボーするなら、放課後と土日にやれば全然時間は取れますし、スケボーを理由に進学をしないということはやめた方がいいです。
また、スケボーはいろんなことを知るとさらにスタイルが出るものです。
そして高校に行くことで、新たなスケート仲間に出会えるかもしれないというメリットもあります。
④高校生の間にやりたいことは変わるものだし、新しく見つかったりもする
これは社会人からの一意見です。
人間やりたいことってその時に応じて意外と変わったりするものです。
中学生や高校生なら1年間の間に新しいことに触れて、価値観がどんどん変わっていくこともあるでしょう。
それは、人生において非常に大切なことだと思いますし、成長でもあります。
好きなスケボーに対しての考え方も変わるかもしれません。
いろんな可能性がある時期に一つのことに固執する必要はありませんし、他の何かを探す時間もこれからの人生で必要です。
高校での勉強をすることで見えてくる世界は確実にあります。
だから、可能性を狭めないためにも、スケボーを理由に進学をやめるということはオススメできません。
どうしてもというのなら通信制高校という選択肢もある
ここまで、高校進学をしないでスケボーだけをするということをオススメしません。という話をしてきました。
しかし、状況は人それぞれ。
どうしてもスケボーをする時間を最大限に増やしたい!
と考えている人もいるでしょう。
そんな人は通信制高校を検討してみてはどうでしょうか。
通信制高校なら通学を最小限に減らし、高卒資格が取得できます。通信制高校で高卒資格を
取得すれば、全日制高校の卒業をすることと全く違いはありません。
就職をしたい時にも高卒として応募できますし、勉強することで、将来の準備もできます。
その上スケボーをする時間も十分に取ることができるのです。
サポート校とは?
今オススメした通信制高校を調べていると、『サポート校』という言葉を目にすると思います。
そこでサポート校とは何なのかここで軽く説明をしておきます。
サポート校とは、簡単に説明をすると塾や予備校のようなもの。ということになります。
つまり、サポート校のみ通っただけでは、高卒資格は取得できません。
サポート校は、自分のしたいことに集中出来る環境が整っている場合がありますが、あくまでも高校ではないので進学をする場合はよく確認してください!
気になる人は無料の資料請求を!
ここまで読んで通信制高校が気になるという人は、一回資料請求をしてみたらどうでしょうか?
高卒資格を取得できるかつ、スケボーをする時間もしっかり取れる。
スケボーを理由に進学をしたくないと考えている人にぴったりの高校です。
通信制高校も各校で特色がありますので、一度いろんな学校の資料を見てみることをお勧めします。
まとめ
スケボーをやる時間が欲しいから、高校進学をしたくない!
スケボーへの情熱がそこまであるなら、もちろん応援したいです!
やりたいことに時間を割くことができるのも若いうちの特権でもありますからね。
でも、将来の可能性を広げるためにも高卒の資格があると便利なことも事実。
ちょうどいいバランスをとることが大切です。
経験から話すと進学してもスケボーをする時間はしっかり取れますし、通信制高校に行ってよりスケボーに時間を注いでもいいと思います。
とにかく、将来どんなことをしたいか明確でなくとも、可能であるなら高卒資格の取得は絶対にオススメします。
ぜひこの記事が何かの参考になったら幸いです。
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