【スケボー 業界 闇】日本のプロスケーターが抱える問題点を徹底解説

【スケボー 業界 闇】日本のプロスケーターが抱える問題点を徹底解説

 

こんにちは。UTB Skateboard Magazine です。

みなさん楽しいスケートライフを送っていますでしょうか?

 

先日、スケボーYouTuber のMDASkaterさんがこのような動画をアップしました。

 

 

スケートボード業界の現状について。

という感じの内容ですね。

 

これについて、筆者も考えることがあったので、今回記事にしました。

 

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【徹底解説】日本のプロスケーターが抱える問題点

 

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まず動画をみて、自分なりに内容をざっくりまとめると、

 

一番の問題点は、プロスケーターにお金が回らないことが仕組み化されている点。

 

予算の回し方的にスケーターまでお金が届かないことが問題

であると動画内では述べられています。

 

動画の内容を箇条書きにすると、

  • 現在、スケボーブームが来ている。
  • しかし、日本人でプロスケーターとして、スケボーだけで生活ができている人が少ない。
  • 有名なスケーターだとしても、午前中はアルバイトをしていたりという現状。
  • そして、プロスケーターにお金が回らない現状があると、長い目で見た時にスケーターになる人自体が少なくなっていく。
  • 結果として、市場が縮小し、業界が終わってしまう。

 

つまり、トップ・オブ・トップの下の層のプロスケーターがお金をもらえるようになることで、

これからのスケートボード業界は変わっていくのではないか?

という問題提起をしています。

 

2つのキーワード

 

現在の業界の仕組みには大きく二つのキーワードがあると動画内で語られています。

  • アップデート
  • 交渉力

 

アップデートとは?

 

アップデートとは、

今現在、スケートボードを取り巻く環境は変化しているのにも関わらず、仕組みが変わっていないということ。

 

現在は、かつての雑誌やビデオに変わり、SNSに人が集まるようになった。

それにより、日本のスケーターに憧れる人が増えてきた。

SNS はファンとフォロワーの距離が近いという特性がある。

それによりマーケットが細分化され、ローカライズ化されている。

つまりは、海外ブランドは日本のスケーターを使ってプロモーションしていく方が効果があるのではないか?

 

しかし、現在もプロモーションの方法は変わっておらず、アップデートがなされていないということですね。

 

交渉力とは?

 

交渉力に関しては、スケーターと代理店に問題があるとしています。

 

大きく分けると2点です。

  • スケーター自身が自分の市場価値を理解していない。
  • 相場がもともと低い上に、上手い人が多くいるために交渉のハードルが非常に上がっている。

詳しく見ていきましょう。

 

個人の交渉力

 

トップスケーターの多くは、10代や20代前半です。

交渉に関して、経験がないし、実家に住んでいる場合が多いので生活に困らないという現状があります。

つまり、お金に執着がない。

でもお金は必要になるタイミングというものは必ず来るので、

その時に交渉力がないと、手遅れな状態になってしまいます。

 

スケーター側も自分の市場価値を理解して、スポンサーに対して自分がこれだけ貢献できるということを数字で明確化できていると交渉もしやすくなりますね。

 

また、スケーターは横のつながりも多く、お世話になっている人たちに交渉しずらい。

昔のスケーターの感覚で、お金を決めている場合もあるとのこと。

 

交渉している中で、「お金のためにスケボーしてんのか?」ということを言われてしまうこともあるそうです。

 

スポンサー側の交渉力

 

代理店は代理店で、

  • 海外ブランドに交渉できない。
  • 言語的な問題点がある。

という問題が語られていますが、これ以外にもきっとたくさん問題はあるでしょう。

 

つまり、海外ブランドから、宣伝を頼まれてもそこに対しての予算までもらえてない。

現状、ただ予算が降りるのを待っている状態になっている。

 

でも、MDAさんは、理想の流れは現状とは逆なのではないかと考えていて、スケーターが代理店からのお金を待ち、代理店が海外ブランドからのお金をなっている現状から、

 

  • スケーターが代理店に交渉をする。
  • 代理店が、ブランドに交渉をする。

 

この流れになっていくのが理想だということです。

これにはスケーター、代理店の両方の意識改革が必要なのではないか?と述べられています。

 

現状と今後

 

今現状を変えていかないと、スケボー業界が終わってしまう。

「自分で自分の首を絞めることになっていく。」と MDAさんは動画内でおっしゃっています。

 

  • 今、スケボー業界が盛り上がっているのは、外部環境による影響が大きい。
  • つまり、スケボー業界をより発展させる・盛り上げるには、今変えていく必要がある。

 

ラストはこんなまとめ方で、動画を締めくくっています。

ざっくりとした説明にはなりますが、こう言った内容の動画でした。

 

これに関して、筆者自身も考えていること、感じていることをこれから書いていこうと思います。

あくまでも個人の意見ですので、ご了承ください。

 

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スケボー業界のこれからに関しての筆者の意見

 

プロスケーターがお金をよりもらえるようになるには?

 

という問題提起に対しての、筆者の結論から言うと、

 

今後、より多くのプロスケーターにお金が回る仕組みができるようになるには、

カルチャーとしてのスケートボードとスポーツ、ビジネスとしてのスケートボードをはっきりわけて考えていく必要がある。

そしてビジネスのステージで、一般企業を巻き込んでいくことでお金を生む仕組みを作る。

 

です。

今の業界は、そのちょうど分岐点にいるのではないかなと考えています。

 

どういうことかというと、

スケートボードは色々な意味でカルチャー的な要素が強いです。

ストリートカルチャーと密接に関わりがあり、スポーツというより、カルチャーであると考えている人が多くいます。

 

その一方、スケートボードがオリンピック競技に採用され、スポーツとして、競技として捉えられることも増えてきています。

 

そして、お金をちゃんともらえるプロスケーターが増えていく業界になるとしたら、それはスポーツとしてのスケートボードをもっとアピールしていく必要があると考えています。

 

なぜスポーツとしてのスケートボードをアピールする必要があるのか

 

この疑問に対しての答えは、スポーツとして世間に認知され、受け入れられるようになれば、

ビジネスになっていくから

です。

 

日本社会の現状では、「スケボーはカルチャー!!」の状態では広くお金は入ってこないでしょう。

(別にカルチャーである側面を否定しているわけではないのをご理解ください。)

 

その理由は、

日本という国が基本的に海外から来たカルチャーに対して、サポートをしていないからです。

 

海外から来た他の文化や芸術を想像していただければわかると思います。

日本という国自体に海外から来た芸術とか文化を支援、サポートする仕組みがないです。

 

  • 素晴らしい芸術にもお金が行き届いていない。
  • お金が稼げないから活動を続けることができない。

 

というケースは実際、多いです。

この問題に関しては、多分どこの業界の人も悩んでいるのではないでしょうか。

 

じゃあどうやってそれを解決していくかというと、

 

答えは、ビジネス化していくということになります。

スケートボードをスポーツ化して、ビジネスとしてスポーツ業界に参戦する方法が、再現性が高いのではないのか

と思います。

 

ビジネスとしてスポーツ業界に参戦するとはどういうことか。

 

簡単に言うと、アメリカの X-GAMES やストリートリーグみたいなものを作るということです。

今現在、開催している大会を年間数回のものにするのではなく、回数も増やし、賞金をもっと上げて、世界のトップを呼んだり、放映権やグッズ販売、チケット収入を増やすなどキャッシュポイントを増やしていく。

アメリカのビジネスモデルを参考にスポーツ化していくということです。

 

サッカーや野球、バスケも今はメジャーであり、ここまで人気になりました。

個人競技のテニス、卓球なんかも人気ですね。

同じことをスケボーができないはずないんです。

 

でもそのためには、一般企業が参加してくる必要があります。

ビジネスとして展開するには、企業がサポートして、トップリーグを作っていくやり方が一番再現性が高いのではないでしょうか。

 

もちろん初期投資はかなりかかると思います。

あくまでも噂であり、競技にもよりますが、X-GAMESの賞金は500万ほど。

ストリートリーグは一回優勝1000万という噂です。

 

その他投資に多額のお金は必要ですが、日本のスケートボード人口から推測するに、それをペイできるほどの収入は可能だと思います。(あくまで予測ですが)

 

いきなり、同じ規模のものを始めるのは難しいと思いますが、オリンピック次第では、企業がスポンサーになってくれて一気に、大会が作れるかもしれません。

 

予想ですけど、多分、業界のトップや企業はもう動いているとおもいます。

(ただし、ここで壁になってくるのが、現在スケートボード業界が抱えている、偏見やイメージなどの問題ですが、ここでは割愛します。)

 

大会を開いて、ビジネス展開することを実現するのならば、

絶対にオリンピックがチャンスです。

オリンピックは国民感情が動きます。

国民全員が注目していて、それだけ注目度は高いというわけです。

注目度が高いということはお金が動くということです。

 

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まとめ

 

長くなったので、

今回の「プロスケーターにお金が回る仕組み化について」の筆者の結論をまとめると

 

大会をビジネス展開して、スケボー業界以外の一般企業を巻き込んで、お金を生む仕組みを作る。

です。

 

あくまでもこれは一つのアイデアに過ぎません。

もちろんカルチャーとして捉えている人の中には、これに反発する人も多いのではないかと思います。

 

筆者も、何かを否定しているわけではなく、もっとプロスケーターがスケボーだけで生活出来る環境を作るには、「お金を生む仕組み」を作らなければいけないと思います。

 

そのために、

スケートボードを競技化し、「お金を生む仕組み」を作る必要があるのではないかと考えています。

 

ただ単に、

  • スケボー業界でスポンサーを獲得しに行く。
  • 代理店と交渉する。

のではなくて、

 

一般企業が

スポンサーしたいです。

って名乗りでるような、仕組みを作る必要があるのではないかと思います。

 

スケボー市場をスケボー業界だけで回すのではなく、他の業界から声がかかるようになる必要があるということです。

 

でもそれはもしかしたら、スケートボードのカルチャーとしての側面を潰してしまうかもしれません。

 

多分、そこのジレンマみたいなものを現在の業界の人や、昔からスケートボードに関わっている人は、感じているのではないのかなあと思います。

 

今回、YouTubeで影響力のある人が、この問題について触れたことはすごく意義のあることなのではないかと考えています。

今後のスケートボードの発展のためにみんなが考えるきっかけになったのではないかと思いますし、これから時代は変わるんじゃないかと期待しています。

もちろん、スケーター側も影響力をつけている人が増えてきて、うまく交渉ができるようになっていくかもしれません。

 

UTB Skateboard Magazine は、そんな変革の真っ只中にある、

スケートボード業界がより良い業界になっていくために今後も発信していこうと思いますので、

宜しくお願いします。

 

ご意見、ご感想がありましたら、お気軽にどうぞ!

 

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