こんにちは。
みなさん楽しいスケートライフを送っていますでしょうか?
UTB Skateboard magazine ではみなさんのスケートライフがより充実したものになるように、またスケートボードをライフスタイルの一部として取り入れてくれる人が少しでも増えるといいなと思い、様々な情報を発信しております。
今回はスケートボードの滑りに影響大のパーツ。ウィールについて話をしていきます!
始めに知らない人に紹介すると、
スケボーのタイヤの部分のことをスケーターはウィールと呼びます。英語で 「Wheel」そのままですね。
地面と接する部分だからこそ自分の滑りにも影響が激しいこのパーツについて、
- どんな種類があるのか
- ウィールの正しい選び方
- オススメのブランドは?
- 替えどきはいつ?
などの初心者にわかりにくいポイントについて疑問を解決していきたいと思います。
この記事を読むと、初心者が持つスケートボードのウィールについての疑問が解決します。
それでは行きましょう!
【スケボー ウィール おすすめ】スケボーのウィールのおすすめは?替えるタイミングも紹介!
スケボーのウィールって知らない人からしたら、
違いなんてあるの?
という感じだと思います。
しかし、スケボーっていうものは奥が深い。
ウィールにも種類があるのでまずはそこから説明していきます。
ウィールの種類
ウィールの種類というのは大きく分けて、
- ソフトウィール
- ハードウィール
の2種類です。
違いはというと、主に硬さが異なります。
ウィールには86A・99A・101Aなどの硬度を表す単位が付いていますが、数字が大きくなればなるほど硬くなります。
一般的に98A以上がハードウィールという認識をされています。
それ以下ですと、クルージングに向いているウィールです。
ソフトウィール
ソフトウィールというのは、言葉の通り柔らかいウィールという意味です。
主にクルージング用のスケートボードや、ロングボード、ペニーなんかでも使われているウィールはソフトウィールです。
ウィール自体が柔らかいので、多少地面が荒くても衝撃を吸収してくれるため、スムーズでなめらかな滑りができます。
グリップ力も強いので滑りにくいですし、安定した滑りをすることができます。
ソフトウィールのメリット・デメリット
メリット
- 音が静か
- グリップ力がある
- アスファルトでも滑れる
デメリット
- トリックに向かない
- 横滑りの動きができない
ハードウィール
対してハードウィールはその名の通り硬いウィールです。
ストリートスケーターが使っているのはこのタイプのウィールで、技をやるのに適したウィールです。
ストリートスケートではソフトウィールでできない技がたくさんあり、ハードウィールを使うことでできる技というものがたくさんあるのです。
魅せるスケートボードを支える重要なウィールです。
ハードウィールのメリット・デメリット
メリット
- トリックがやりやすい
- 横滑りの動きが可能
- 軽い
デメリット
- グリップ力がない
- 舗装されていない道で滑りにくい
どちらのウィールもメリットとデメリットがあることが理解できたでしょうか。
では、ウィールの選び方について解説をしていきます。
ウィールの選び方
ソフトウィールとハードウィールの特徴が分かったところで、初心者向けにウィールの選び方を説明していきます。
ウィールを選ぶときの基準になるものは
- 大きさ
- 硬さ
の2つです。
硬さで選ぶ
硬さというのは先ほど説明した、ソフトウィールかハードウィールか。
その中でもより硬い101Aのウィールか99Aのウィールか。
数字で言ったら、たった1、2の違いですが、実際に滑ってみると感覚が結構異なるので、自分がよく滑る環境がどのような環境なのかを検討した上で選ぶといいです。
トリックをガンガン決めていきたい人は100A以上のウィールをオススメします。
ソフトウィールの硬さについては、グリップ力に差が出ると考えてくれれば大丈夫です。
柔らかければいいというものではなく、程よいグリップ力があるくらいがちょうどいいです。
大きさで選ぶ
トリックに挑戦するストリートスケーターのほとんどは50㎜から54㎜のウィールを好んで選んでいます。
ウィールが大きければスピードが上がりますが、その大きさに合わせたHiトラックを使わないと、ウィールがデッキに当たる「ウィールバイト」という現象が起きやすくなるので注意が必要です。
対して小さいウィールだと小回りがきき、扱いやすくなります。
「ウィールバイト」を起こさないためにトラックとウィールの間に挟む「ライザーパッド」という商品もあります。
スケボーウィールのおすすめブランド5選
ここからはそんなウィールのおすすめブランドを紹介したいと思います。
- SPITFIRE
- BONES
- RICTA
- MINI-LOGO
- PIG Wheel
今回紹介するのはこの5つのブランドです。
超有名ブランドから、コスパ最強のブランドまで厳選しました。
それぞれのブランドの紹介と特徴を記載したので、参考にしてください。
①SPITFIRE
こちらのブランドはスケーターでなくともロゴを見たことがあるなんていう人が多いのでは?
少なからずスケーターならみんな知っているであろうブランドSPITFIRE。
ウィールといえばといわれるほどの知名度で、全世界にファンがいます。
多くの種類を展開しており、中でもFORMULA FOUR というシリーズはスケーターなら一度は使って欲しいシリーズです。
②BONES
BONESもSPITFIREに並ぶスケートボードの超老舗ブランド。
非常に品質が高いウレタン素材を使用しており、ウィールが削れにくいBONESウィール。
グリップ力も高くストリートスケーターが多く愛用しております。
STFというシリーズは中でも有名でストリートスケーターなら誰もが通る道と言われているくらいの人気商品です。
③RICTA
RICTAは上記で紹介したブランドよりは知名度は劣りますが、最新のテクノロジーを使った商品を揃えています。
一流スケーターのナイジャ・ヒューストンもリクタのウィールを使用しています。
ウィールの内部、ベアリングを装着する部分の耐久性を高めたコアウィールというウィールが人気です。
④MINI-LOGO
MINI-LOGOはパウエルという超老舗スケートブランドの姉妹ブランドです。
徹底的に無駄を削ぎ落とし、シンプルなデザインにすることで質が高いまま、低価格でウィールを提供できています。
どんな環境でも滑ることができるように対応しているのでまさにコスパ最強のウィールといえるでしょう。
⑤PIG Wheel
PIG Wheelは知名度は他のブランドに劣るかもしれませんが、ウィールやベアリングに特化したブランドで、質の高い製品を提供しています。
耐久性も高く、展開しているウィールの幅も広いので好みのウィールを選びやすいです。
大きく描かれたブタのロゴが特徴的で、デザイン性の高さからも人気があります。
以上が我々がオススメするウィールブランドです。
この5つのブランドは全部使っていただきたいくらいおすすめのブランドなので、是非お試しあれ。
ウィールの交換のタイミング
続いてはそんなウィールの替えどきについて話していきます。
ウィールはそんなに頻繁に交換をするものではないため、使っていていつ交換をすればいいのか迷ってしまうと思います。
ずっと交換をせずに使っていると滑りに影響が出てくるので、適切なタイミングでの交換が必要です。
交換のタイミングについてここで紹介していきます。
大きさが明らかに小さくなった時
ウィールというのは地面と直接触れる部分なので、使っているうちにすり減ってきます。
特に荒い地面で滑ったりなんかしていると結構すぐにすり減ります。
ウィールが小さくなると単純に滑りにくくなるので、明らかに小さくなったなと感じたら変えてもらえばと思います。
(小さいウィールで滑っている人もそれはそれでめちゃめちゃかっこいいです!筆者的には好みです)
パンクしてしまった時
ストリートの技でよく使うパワースライドというトリックがあるのですが、このトリックはウィールを回転させずにそのまま滑らすトリックなので、地面と接するウィールの部分が一箇所になります。
そしてパワースライドを何度もしていると、ウィールの一箇所だけ削れてウィールが円じゃなくなってきてしまうのです。
この現象をパンクと呼びます。
当然パンクするとウィールは丸くないので滑っている時にスムーズに滑ることが難しくなってきます。
なのでパンクをしてしまったら、替えどきと考えてもらってもいいと思います。
よくある変えるタイミングはこの2つです。
まとめ
スケートボードの滑りを支える重要なパーツ、ウィール。
疑問点は解決できたでしょうか?
- ウィールの種類
- 選び方
- 人気のブランド
- 交換のタイミング
を解説しました。
試しながらいろんなウィールを使って自分のスタイルにあったものを見つけていくというのがウィール選びの楽しい部分でもありますので、いろんなウィールでガシガシスケートしていきましょう!
UTB Skateboard magazineでは今後もスケボーに関する情報を発信していくのでご意見ご感想があれば、お問い合わせフォームよりお願いします。